1年生
テーマ
ぼくが わたしが みつけた いきものの かんさつカード ~だいはっけんした ことを え に かこう~
選考基準
とうめいなダンゴムシの赤ちゃんが、茶色い葉っぱを食べて茶色になったことをふしぎに思い、自分で確かめてみたのが良いですね! お母さんダンゴムシのおなかにたくさんの卵があるようす、そこから赤ちゃんが生まれ、えさによってさまざまな色のダンゴムシに変化することをみつけて、ずかんでは見たことのないダンゴムシを知ることができ、面白いと思いました。
2年生
テーマ
ぼくが わたしが 見つけた 生きものの かんさつカード ~大発見した ことを 絵に かこう~
選考基準
先生
ミニトマトのくきをじっくりと観察し、とげみたいなものやうぶ毛、そして気こんに注目しました。絵でそのとくちょうを描き、さわった感触や調べてわかったことを結び付けて言葉で説明しています。なかでも気こんというくきにある根っこにおどろきました。2年生らしい表現や気付き、観察力が豊かで大変すばらしい作品となりました。ほかの生きものも大はっけんしてください。
オクラについて、実のつき方やかたさ、ひょうめんのようすや、葉っぱがどうなっているのか、見たりさわったりして、よく観察しています。ピーマンは垂れ下がるのにオクラは上を向いているなど、何かと比べながらのレポートはおもしろいですね。なぜだろう? もっと知りたい!と思いました。
3年生
テーマ
きみの不思議調査 ~なぜ・どうしてと思ったことを調べよう~
選考基準
先生
国語で学習した「たんぽぽのちえ」の学習から、茎が倒れても、起き上がることを実際に確かめていきました。花を咲かせた日からグングン伸びていく様子を写真やグラフでまとめ、観察の結果を分かりやすくまとめてあります。茎をまっすぐに立たせても、自然と花が咲いた後に倒れても成長が変わらないことも突き止めました。結果が分かったことをふまえて、結論をまとめている姿は事実が全ての科学の世界を表していると思いました。
セミの種類によって生息域が違う? それが気候に関係しているのでは? という切り口が面白かったです。帝人フロンティアの本社がある大阪市内では真夏にクマゼミの鳴き声がよく聞こえます。ビル街で暑いのが関係しているのかもしれませんね。みんみんゼミやつくつくぼうしには、少し涼しい場所に行くと会えるのですね!
先生
おやつは「5こずつ」と約束したのに、弟はそれ以上食べてしまった。「どうしたら3歳の子が数字を分かるようになるか。」微笑ましい研究動機です。昨年度は、弟がどのように話せるようになるのか、研究しました。言葉から数へ、この研究はその発展です。弟が「3まではわかる」ことを確認した後、数の復唱、好きなシールを使った数の対応、さらに発音する舌の動きまでの練習を重ねます。「6まで」教えることができた学習指導の記録と成果をまとめた、小さな教育学者?の誕生です。
4年生
テーマ
きみの不思議調査 ~なぜ・どうしてと思ったことを調べよう~
選考基準
先生
コロナ禍で手洗いの機会が増えました。ハンドソープを使って汚れが落ちる仕組みを調べるだけではなく、石鹸のない時代はどうしていたのか。そうした疑問をもって、2500年前の手洗いの方法までさかのぼり、それ以降の各時代に使用された植物、木の実を使って汚れがどう落ちるか実験によって検証しています。結果、昔も天然の「界面活性剤」の働きを活用していたことを突き止めました。見事な石鹸、「汚れ落としの歴史調べ」です。
問題意識→情報収集→考えの深掘→自分事化→アクション(さまざまなぼくのエコ活動)→検証、と次々に行動を起こしていることが、すばらしいと思いました。お母さん・お父さん・スーパー・買い物に来たお客さんなどにも活動に協力してもらう中で、協力した人たち自身にも気づいてもらい、行動変化につながっているようです。今後の活動にも期待しています!
先生
夏季の車内温度の上昇に目を向け、時こく、天気、車内の場所、車の止める向き、サンシェードの有無などの実験で温度変化を調べています。車内の各温度は、安全に計測し、その結果をグラフ化して考察できています。その結果、車内温度が50℃以上となること、夕方や曇りの日でも30℃以上の温度となり、熱中症の危険があることを示した研究です。安全な生活に大変役立つ報告です。
先生
身近になってきたバタフライピーの青い色の紅茶の色に着目して、レモン液の量による色の変化を実験しました。レモンの量によって、紫色になることや鮮やかに変化する様子を写真でまとめてあります。また台所にあるお酢や梅干しでも変化することをさらに突き止めています。次の疑問(問題)を解決する態度も素晴らしいです。これからも、自分で問題を見いだし方法を考え、解決する姿を大事にしてください。
5年生
テーマ
きみの発見調査レポート ~興味をもったことを調べてレポートにまとめよう~
選考基準
先生
身近な生活の中にあるえん筆や色えん筆と消しゴムによる消え方に問題を見いだし、その消え方を10の実験を通して検証した大作です。5年生らしく条件制御をおこなった実験とデータの処理がしっかりでき、そのまとめ方も工夫されています。結論を導く際には、実験結果と比べた情報を関係付けて判断しており、お手本となる研究です。
ミイラという題材に、一体どんな研究なのかな? とワクワクしました。ミイラを自分でも作ってみたいという思いを実現するために、フルーツをいかに腐敗させずに乾燥しミイラ状態にするかという発想に転換させたことは、柔軟性があってユニークだと思いました。ミイラ化することで長期保存ができるようになるのは、SDGsにも役立ちそうですね!
先生
松の果実(松ぼっくり)のりん片(うろこ)の開閉に興味をもち、初めは温度が原因だと考え実験しました。冷蔵庫に入れても変化がなかったので、色々調べて湿り気だと考え実験した結果、うろこが湿り気を吸収すると種子を守るために閉じることを見つけました。さらに、うろこの外側と付着している軸に糸状のセンサーがあることを発見しました。真理を追究する方法と精神が素晴らしいと思います。
6年生
テーマ
きみの発見調査レポート ~興味をもったことを調べてレポートにまとめよう~
選考基準
先生
3年間に植物と与える水(成分)の関係、植物と与える水の量の関係、植物と与える水の色の関係を研究しました。育てる植物はアサガオとジャガイモを選び、与える水の成分はコーヒーと炭酸、鉄分、水のみとして実験、観察しました。結果は最もよく生長するのはコーヒーを与えた場合であり、水の量は適量であることを見つけています。調べる方法はこれらの関係を明らかにするために適切であり、素晴らしい研究です。
水をどうすれば速くよりきれいにろ過できるのか、自然の中で手に入るろ過用の材料を使用して実施していることに、役に立つ研究だと思いました。生命に欠かせない水、世界では困っている地域も多いですが、日本ではあたり前のように安全な水がじゃ口をひねれば出ますね。最後の気づきが自分事になっている点に、私たちもはっとさせられました。
先生
ヒマワリが花をさかせた後、実(たね)をつけたようすをえに大きくかきました。実のようすを1つずつていねいにかき、1032とかぞえています。しかも、かいた後で実をとってバイオねんりょうにしたとあります。しぜんのほごにもがんばっているのですね。らいねんは1000こいじょうの花がさきますからよく見てえにかき、じゆうけんきゅうにしておくってください。がんばってください。